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株式会社ビルワークホールディングス コーポレートブランディング ローンチのお知らせ
2018.10.15
本プロジェクトは、「世界中のウェルカムを支えるビルメンテナンス会社」株式会社ビルワークホールディングス(宮城県仙台市、代表取締役:納庄国英)のCIの刷新を含む、コーポレードブランディングプロジェクトとなっており、それからデザインでは、ブランド戦略、コンセプト作成、CI/VI、Webサイト等のブランドデザイン全般を担当しました。
ブランド・メッセージは「comewell─世界中のウェルカムを支える」。 同社は、これからビルメンテナンス事業という枠を超え、清掃・設備管理・警備等の委託業務を「企業の第一印象をつくる戦略的事業」と位置づけ、付加価値の高いビルメンテナンス事業の在り方を提案していきます。
同社は、昭和35年に宮城県仙台市で清掃業からスタートし、現在はベトナム・カンボジア等アジア各国に法人を設立し拡大成長を続け、2018年8月1日付けで、持株会社としてグループ会社体制に移行いたしました。今回のコーポレートブランディングにおいては、今後の拡大成長を視野にいれ、2018年2月より、佐野彰彦(株式会社それからデザイン代表)が、クリエイティブディレクターとして、約5ヶ月に渡り同社のブランディングおよびデザイン戦略を指揮してまいりました。
今後も、同社の経営にコミットするデザインパートナーとして、ビルワークブランドの強化・構築を支援してまいります。
新シンボルマーク
新コーポレート・メッセージ
comewell [カムウェル]
それは、心を込めて、よりよくしていくこと
心地よい環境を整えることで、「ようこそ」を伝えることです
一人の工夫から、心地よい場や時を提供し
二人の協力から、行き届いたサービスを生み出し
全員の連動で、訪れる人に幸せを感じてもらう
わたしたちは、ひとつひとつの「ウェルカム」を丁寧につくることで
お客さまや社会から愛される企業を目指します
世界中のウェルカムを支える
それが「comewell」です
新CIデザイン
デザインについて
「清掃・ビルメンテナンスの社会的な位置づけを変えていく」
ビルワークホールディングスのブランディングの真の目的はなにか、納庄社長・副社長と数ヶ月に及ぶセッションの中で、デザインに求められる役割を、奥に奥に掘り下げていきました。
「W」のシンボルは、窓を磨く清掃の動作を想起させ、二本線が交差する形状はぞうきんを絞るようにも見えます。赤と青の曲線が互いを行き来する様は、協力や連動を暗示します。
ビルワークは、昭和35年に創業者がぞうきん1枚を片手に出発した会社です。ジャパンクオリティーの清掃・ビル管理で、海外展開を積極的に行うにあたり、その原点、深いところに存在するアイデンティティをシンボル化することで、同社の挑戦の軸足となるようなデザインができればと考えました。
佐野 彰彦(株式会社それからデザイン代表/クリエイティブディレクター/ブランドデザイナー)
[WORKS]
デザイン事例 – BUILWORK
それからデザイン代表・佐野彰彦が主催するトークイベントで、今回のプロジェクトのマネージャーを担当してくださった関美織さんと、ビルワークのコーポレートブランディングおよびデザイン考案の過程について触れています。以下も合わせてご参照ください。