創業80年の交通広告代理店から、リアルムーブメントを誘発する広告会社へのリブランディング
株式会社弘亜社
プロジェクト概要
交通広告・屋外広告の分野で創業80年の歴史を持つ「株式会社弘亜社」のリブランディング。 創業以来、駅や車内の交通広告を手掛けてきた同社は、2010年のタイを皮切りに、成長著しい東南アジアマーケットへ進出し、新たな市場への参画や業態変更を模索していた。時代変化に伴った経営改革とともに、社内外へ強いメッセージを発信することが必要と考え、リブランディングに着手した。
課題
- 時代の変化に伴い、市場と業態の変更を模索していた
- 交通広告・屋外広告の分野に張り付くイメージの刷新が必要だった
- 人材確保が難しく、企業全体のイメージ向上が必要だった
- 新規事業の立ち上げをしたいが、判断軸となるものがない
- 既存の企業理念が形骸化しており、社員の目線が揃わない状況
戦略と提案
- 社長をはじめ経営幹部による、ブランディングプロジェクトを発足
- 交通広告・屋外広告の分野における同社のポジションをリサーチ
- 既存事業の価値や強みの再定義
- 若手社員を中心としたインタビューを実施
- ブランドコンセプトを徹底して練り込む
- ビジョンをシンボルマークで可視化
- ウェブサイトで企業ブランドを表現
- 新ビジョンに対する外国籍の社員の反応をリサーチ
- 全社員を集め、新ブランドの発表会を実施
結果
国内外のOOH(Out of Home)分野で躍進する広告コミュニケーション企業として成長を続けている。
広告主の急速なニーズ変化、競争の激しい広告業界の中で、同社は広告代理店という枠を超えて時代の動きにデジタルやアナログ等の変数を掛け合わせる独自のコミュニケーション手法を確立しつつある。ブランドメッセージに「MOVING.X─ヒトのココロを動かす掛け算」を掲げ、感動・情動・衝動が連鎖するムーブメントを巻き起こすべく、社内一体となった取り組みの実践へと踏み出している。
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